2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
アガンベンの『私たちはどこにいるのか?』のことはすでに紹介した。そこでのエッセイはすべて、Quodlibet 社のサイトに掲載されたもので、その最後の章「恐怖とはなにか?」(2020/7/13)の後も、アガンベンは執筆を続けている。最新版のエッセイが、今月の…
4/25 TWで評判がよかったので、近所の書店で注文。届いてすぐにページをめくる。おもしろい。指で数字を操ながら数的理解に到達するに、どうやら人は痛みを伴う跳躍をしなければならないようだ。 森田さんは記している。「生来の認知能力に介入し、それを意…
あらら、帯に問題になっている歴史学者さんの名前が... でも、内容は面白かったです。 体長100メートルのゴジラと、1メートルのジャガーという比喩はなんだかピンときました。アジアにやってきたのはもちろんジャガーのほうです。それでも街中で野放しにな…
ジョルジョ・アガンベン 『私たちはどこにいるのか? —政治としてのエピデミック』 高桑和巳訳(青土社、2021年) 4月5日に購入。 こんなにすらすらと読めるアガンベンがあっただろうか。しかも、読み始めたら目から鱗がボロボロと落ちてゆく。「私たちはど…