雲の中の散歩のように

Cinema letteratura musica どこまで遠くにゆけるのだろう

ソッレンティーノの世界

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今週の土曜日、朝日カルチャーセンター横浜でお話します。

日本での知名度はそんなにかいかもしれませんが、今のイタリア映画を代表する映画監督。先日のアカデミー賞には『ドライブ・マイカー』が受賞した国際長編映画賞に、彼の『Hand of God -神の手が触れた日』(2021)もノミネートされていました。

 惜しくも受賞は逃しましたが、すでに『グレート・ビューティ』で受賞していますから、2度目の受賞はよっぱどでないと無理。それでもこの『神の手』はイタリアでの評価すごく高い。それまでのソッレンティーノ、その独特の世界観が国内では今ひとつウケなかったのですが、今回はヴェネツィア映画祭でも銀獅子審査員大賞を受賞するなど、誰もが彼の傑作だと評価しているわけです。

 ではその最新の『Hand of God -神の手が触れた日』とはどんな映画なのか。それまでの映画作品を、彼のデビュー作に遡りながら、少しずつ解きほぐしてゆくつもりです。いったいどんな話になるのか、ぼくもまだよくわかりません。でも、準備をしながら、ワクワクしてきました。一筋縄にはゆかないけれど、この人は知れば知るほどおもしろい。

 土曜日、いったいどんな話ができるのか。乞うご期待(^^)/

 

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