雲の中の散歩のように

Cinema letteratura musica どこまで遠くにゆけるのだろう

もろもろ

マン、ヒューマン、デビルマン...

www.youtube.com テクノビート 単調な波形 MAN HUMAN という声 反復して 反響する MAN MAN MAN MAN MAN の連呼 HUMAN の解体 ビートは 止まらない エレクトリックな装飾音 幾重にも纏い 先へ先へと 止まる気配のないビート まるで なんとしても あの真紅の …

韓国大統領選、東京喰種、そして Us and Them

近くて遠いとなりの国 韓国はどこへ行く? - 放送内容まるわかり! - NHK 週刊 ニュース深読み 今朝(5月13日)の「NHKニュース深読み」で、文在寅( ムン・ジェイン)という研究者の言葉にハッとさせられた。北と戦争が始まると、まっさきに戦場に駆…

憲法改正国民投票の敗北を受けてマッテオ・レンツィの演説(ちょっと訳してみた)

国民投票での敗北を受け、レンツィ首相が辞任しました。ちょっとした驚きです。ほんとうに辞任するかどうか、みんな半信半疑だったわけですが、ある意味で潔く身を引いたわけです。 これからどうなるのか。ヨーロッパの先行きが見えなくなってきたわけですが…

「共和制 Republic 」と「低脳 Moron」 をめぐって

Facebook に投稿されていた記事だけど、ちょっと気になったので、それについて書いてみる。 ultimateclassicrock.com 上の記事は「ブルース・スプリングスティーンはドナルド・トランプを低脳だと思っている」というタイトル。 ちらっと読んで気になったのは…

ダッカ・テロ事件についてイタリア大統領のコメント(日本語訳)

ダッカのテロ事件を受けて、メキシコシティを訪れていたイタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領の緊急コメントです。こういうときのコメントは大変難しいのですが、大統領は落ち着いた話しぶりで、言葉を選んでいると思います。イタリア語の勉強もかねて、…

まだ読んでいないメルロ=ポンティと映画についての覚書

映画は今はまだ冒頭から終わりまで藝術であるような作品をそれほど多く提供しておりません。人気俳優に対する熱狂や、ショットの変化によるセンセーショナルな効果、あるいは筋の急転、美しいシーンの挿入または気の利いた対話の挿入それぞれが、みな映画に…

英国のEU離脱をめぐる R. Saviano の記事を訳してみた

英国のEU離脱をめぐって、いろいろな人がいろいろなことを言っている。ぼくの周りでも、、悲しんだり怒ったりする人がいるし、なんとか結果を受け止めようと考えている人もいる。かとおもえば、中東の事情を考えれば、国境線が変わるなんてあたりまえで、…

ベルギーのテロをめぐって:ジグムント・バウマンへのインタビュー

ヴェネツィアの友人がFBに投稿していた記事が興味深い。イタリアのコッリエーレ・デッラ・セーラ紙のサイトに掲載されたインタビューなのだが、そのページがこれ。 www.corriere.it インタビューに答えているのはジグムント・バウマン(Zygmunt Bauman、1925…

ブドウ畑の階級闘争

エスプレッソ誌のサイトから、ブドウ畑のルポルタージュが飛び込んできた。

すべてが変わるなかで変わらないもの…

Mercedes Sosa - Todo Cambia (Videoclip) - YouTube ぼくは今、なんだかうっとうしい空気を吸っている。学者たちはいつになく声をあげているし、学生たちさえ緊急のアクションを組織しているし、まわりの誰に聞いても何かがおかしいと答えてはくれるのだけ…

B.ラッセル:未来の世代へのメッセージ

『ジャージーボーイズ』の続きを書く前に、ちょっと寄り道。 ここに、備忘のため訳出しておくののは、イギリスの偉大な哲学者バートランド・ラッセルの言葉。それは、1959年にBBCの番組 Face-to-Face において、1000年先の世代に自分が人生において学…

ドイツ旅客機の墜落事故について

フェリーニの『8 1/2』の続きを書きたいところなのだけれど、どうにもあのドイツ旅客機の墜落事故が気になって仕方がない。じつはフェリーニのこの作品について、ぼくはうつ病と自殺ということを書こうとしていたのだ。そこに飛び込んできたのが、副操縦士…

ランペドゥーサ難民収容所からの声

ごく最近、またしても300人もの難民が地中海で命を落とした。以前にも『海と大陸』という映画を紹介するときに、同じような話を書いたことがあるけれど、いったい悲劇はいつまで繰り返されるのだろう。 以下に訳出するのは、セイブ・ザ・チルドレン(イタ…

僕らの良心の検証のために:"Solo andata" を訳す

2月になっても胃の痛くなるようなニュースが続いている。 11日、シチリア海峡で330人の移民が溺死したという。ヨーロッパに希望を求めた彼らは、なけなしの金を巻き上げられ、たよりないボロ船に押し込まれ、リビアの海岸から冷たい冬の地中海に投げ出…

ハリウッドさながらのイスラム

気の滅入るニュースが続いているが、少し前にイタリアの友人から興味深い記事を教えてもらっていたことを思い出した。それがこれ。 <a href="http://www.ilpost.it/giacomopapi/2015/01/14/islam-occidentalizzato/" data-mce-href="http://www.ilpost.it…

チャーリー・ブラウンの嘆き

例によってFBの話題から。 フランスで起こった「週刊シャルリー」社への襲撃事件をめぐるさまざまな投稿のなかで、ぼくがハッとしたのが上の画像です。 ぼくがこのチャーリー・ブラウンの風刺画を示唆的だと思うのは、頭を抱えているチャーリーが嘆いている…

John C Jay の言う《Be authentic》とは?

あのユニクロで知られるファーストリテイリングは、自社のグローバルクリエイティブ特活として、世界的なクリエイターのジョン・C・ジェイ(John C Jay)氏を迎えるという記事を読んだ。 ぼくの目を引いたのが、ジェイ氏が若いデザイナーのために提言したと…

蜷川幸雄『わたしを離さないで』

『わたしを離さないで』 PV - YouTube この連休に、蜷川幸雄の舞台『わたしを離さないで』を観てきた。 原作はカズオ・イシグロの同名小説。原作は読んでいた。映画化された作品も観た。それでも舞台は新鮮だった。ひさしぶりの舞台ということもあったのかも…

パゾリーニ「わがネーションよ」

パゾリーニの詩はどれもそうなのですが、この詩も強烈です。Facebook に投稿されているのを見かけて、おもわず日本語に訳してみることにしました。 わがネーションよ アラビアの民でもなく、バルカンの民でもなく、古の民でもない 生きているネーションにし…

フクイチ・科学技術・「あわい」への思考

フェイスブックにこんな投稿をしたところ、友人たちいくつかのコメントが寄せられました。返事を書こうと思ったのですが、長くなったのでこのブログに記してみることにします。 // 投稿 by 押場 靖志. ぼくは、フクイチ(福島第一発電所)のことが報道されな…

ある詩人の言葉

あるナポリの詩人のフレーズがぼくをとらえた。こんなフレーズだ。 È la più certa prova d'amore quella di un uomo che cambia parere per essere d'accordo con la donna. (Erri De Luca [1950- ] ) 【男が見解を変えて女と合意しようとすることほど確実…

移民たちの船

10月3日、哀しいニュースが飛び込んで来た。 シチリア島とチュニジアの間に浮かぶランペドゥーザ島の沖で、アフリカからの難民を船が火災を起こして沈没したというのだ。全長20メートルの船には500人以上がすし詰めになっていたという。2日前に乗っ…

ヘイトスピーチ、貧困問題、そして疎外の向こう側へ

今朝のTVサンデーもニングを観ていたら、「風をよむ」のコーナーでヘイトスピーチを取り上げていた。そこでは、ヨーロッパでもそうだが、日本でもヘイトスピーチがネットだけではなく路上でも横行していると報じられていた。これに対してアンチ・ヘイトスピ…

帰省

ここのところ毎年8月には倉敷に帰省している。 帰省するとまずお寺に挨拶に行き、山の畑から榊や彼岸花をいただくと、少し離れた墓地にまわり、墓石を掃除し、花々を飾り、お経をあげる。セミの鳴き声のなかで汗が流れ落ちる。 なんだか、ありふれたことを…

原発は反でも脱でも卒でもなく…

選挙が近づいてます。 いろいろ言われてますが、ぼくにとって選挙の争点はやはり「原発」です。原子力発電というものを一体どう考えればよいのか?反対すべきなのか?それとも賛成すべきなのか? ぼくは今まで原発は胡散臭いと思ってきました。あれはヤバい…

中味のない人間

まずは東京新聞のこんな記事から。 自民党の高市早苗政調会長は十八日、原発の再稼働について「東京電力福島第一原発事故で死者が出ている状況ではない」として、原発再稼働を主張した自らの発言について「誤解されたなら、しゃべり方が下手だったのかもしれ…

めくるめく鎌倉

木曜日に鎌倉に行ってきた。英文学の山木さんの案内で、フランス哲学の鈴木さんとブラブラ。やっぱり歩かなきゃわからないことがあるものだ。 まずは朝比奈切通しを歩いて熊野神社へ。鎌倉へ通じる七口のひとつだけど、実際に歩いてみるとなるほど山に囲まれ…

決めつけるのは危ない

少し前に朝の番組「とくダネ」の木曜日コメンテーターをしている陸上の為末選手が、(細かい文脈は忘れてしまったが)中国との国境を巡る問題について、こんな言葉を口にしていた。 「決めつけるのは危ないですよね、グラデーションでゆかないと」。 なんだ…

スマートフォン?

今朝の「とくダネ」でスマートフォンの弊害を取り上げていた。いわゆる生活情報のコーナでのたわいもない話なのだが、おもわず見てしまった。 弊害の1つが「ストレートネック」。スマートフォンを長時間使用することで、背骨の首を支える部分から湾曲がなく…

雲の中で散歩しましょう

アップルの iWeb でぼちぼち書いていたのだけど サイトが使えなくなったので、なにもせずに放っておいたら いつの間にか成長した娘が、さっさとこのブログを立ち上げてくれました。 ブログやれよって勧めたのはぼくなんだけど、 いつの間にか、ブログやりな…